大久保賢一@畿央大学のブログです。特別支援教育、応用行動分析学(ABA)、日々のつぶやき等。
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 8月20日(水)から和歌山県の強度行動障害支援者養成研修がスタートしました。
http://ohkubo14.blog103.fc2.com/blog-entry-117.html

第1回のテーマは「目標設定と行動記録」。
ガッツリ6時間の研修を行いました。

長丁場であったにも関わらず、受講者の皆さまは熱心に講義に耳を傾けてくださり、グループワークにも積極的に参加してくださいました。

大阪と同様、スタッフワークも素晴らしかったです。

来週は大阪の第3回、そして和歌山の第2回と強度行動障害研修は続きます。

情報を整理して支援計画を立案する重要なステップに差し掛かるので、一段と気合いを入れて臨みたいと思います。

関係者の皆さま、またよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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【2014/08/23 20:46】 | お知らせ
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7月29日(火)に大阪府の第2回(全6回)「強度行動障がい支援リーダー養成研修」を実施しました。

従来は第2回から「機能的アセスメント」に関する内容を扱い、個別的な行動支援計画を立てていく予定だったのですが、事前の打ち合わせにおいて砂川厚生福祉センターのスタッフの方々と相談して、「知的障害や自閉症のある方に対する『一次支援』について考える」とタイトルに変更しました。

「行動障害」に対する個別的な支援を検討するより前に、「通常の環境設定」、「通常のかかわり方」を再検討する方が優先されるのではないかと判断したからです。

少し詰め込みすぎてしまった感もありましたが、以下の内容について基本的な原理と具体例をお伝えし、各施設において実行できそうな計画を、それぞれの項目ごとに立案していただきました。

・環境の構造化
・声のかけ方、指示の伝え方の工夫
・動機づけを高めるための工夫
・スモールステップによる指導(シェイピングと課題分析)
・適切な援助とフェイディング
・選択機会の設定

次回以降は、各施設で取っていただいている行動記録の変容をチェックしつつ、各事例ごとの状況や行動の機能に特化した支援計画を立てていくことになります。

具体的な成果が見えて、参加者の皆さまの支援行動や記録行動が強化されるよう、こちらも頑張って取り組みたいと思います。


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【2014/07/31 14:58】 | お知らせ
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 畿央大学、「教職員のための夏の公開講座」で一コマ担当させていただくことになりました。


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8月22日(金)の13時30分~15時(受付13時~)

会場はE棟1階のE101教室です。

「すべての子どもたちの成長を支える『かかわりの原理』」というテーマで応用行動分析学に関わる基礎的なお話をさせていただく予定です。

・行動を理解するための基本的枠組み
・行動の増減に関する基本的原理
・罰的な手続きの副作用
・スモールステップの指導法
・問題行動への対応の基礎

など、学校種や学級種を限定しない一般的な、そして実践的な内容にしたいと思います。


今回ご参加いただけるのは「奈良県の教職員」の先生方に限られているのですが、是非、多くの先生方にご参加いただければと思います。

申し込みはこちらまで
クリック

申し込みの〆切は8月16日(土)です。




【2014/07/21 21:02】 | お知らせ
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今年度、和歌山県で実施される行動障害支援者養成研修の募集が開始されました。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040400/koudou_sien.html

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今年度は講師としては、大阪府と並行しての連続研修になります。

なお、第2回の8月30日(土)は、公開講座ですので、連続研修参加者以外の方もご参加いただけます。

時間は10:00〜16:45、場所は県立わかやま館です。
http://www6.ocn.ne.jp/~wakan/

第2回(公開講座)では、「行動障害に関わる基本的な情報の収集・整理」、そしてその情報に基づく「行動支援計画の立案」について、わかりやすく詳しく解説をしたいと思います。

受講対象者は、「障害福祉関連施設、事業所の従事者等」となっておりますが、もし施設従事者以外の方(特別支援学校の先生など)が見学したいという場合などについては、県の担当者の方にご相談いただければ対応可能です。

多くの方々のご参加をお待ちしております。


【2014/07/17 13:20】 | お知らせ
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「小さい頃からこだわりや多動がひどく本当に手がつけられなかった」
「教師から『親が甘すぎるからだ』と言われたので、自分の手が腫れ上がるまで子どもを叩いた。腫れ上がった自分の手を見て我に返った。それだけ叩いても何も解決しなかった」
「子どもが起きている時間帯に食事など取れたことがなかった」
「玄関から外に飛び出してしまうので、玄関に布団を敷いて寝ていた。やがて玄関は封鎖して家族は勝手口だけを使うようになった」
「行き先のない我が子のためにローンを組んで、『暴れても大丈夫な家』を建てた。しかし、その家は結局使われなくなっていった」
「『支援』は最も困っているときに提供されなかった」

これらはある「強度行動障害」と判定された方の親御さんの言葉です。
なぜ子どもに知的障害や自閉症があることによって、家族や本人の「生活の質」がこのように脅かされなければならないのでしょうか?

行動障害のほとんどは「学習されたもの」です。
したがって、適切なスキルを「再学習」していただいたり、あるいは問題行動が起こりにくく、適切な行動が起こりやすくなるような「環境設定」を行うことにより、行動障害は解決へと向かっていくと考えられています。

しかし、行動障害を作り出すのもまた周囲の環境なのです。
このような状況に置かれる方々を支えるための、そして、このような状況を可能な限り作らないための福祉であり教育なのだと、改めて強い責任感を感じました。

今年度、大阪府と和歌山県で強度行動障害支援者養成研修に携わらせていただくことになりました。

大阪と和歌山、それぞれ年内に6回の連続研修を行います。
大阪の案内はこちら(平成26年度強度行動障がい支援リーダー養成研修)
http://www.pref.osaka.lg.jp/sunagawa/sunagawa/oshirase.html

今週、大阪府の研修会がスタートしました。
第1回目の内容は、「目標設定と行動記録」。

「問題行動とは何が問題なのか?」
「支援の最終ゴールは、問題行動をなくすことなのか?」
「利用者さんのQOLを向上させるとは、具体的に何をどうすることなのか?」

など、少々抽象的なテーマではあったのですが、グループ内で具体的な形になるようディスカッションしていただきました。
「目標設定と標的行動の定義」は、6回の連続研修の中の「山場」であると思っていたのですが、何とか計画通り進めることができたように思います。

和歌山県のスケジュールが公開されればまたお知らせしたいと思います。
第1回は公開講座なので、どなたでも受講していただくことができます。
(もしかすると何かしらの条件がつくのかもしれませんが・・・)

これまでは鳥取と福岡を中心に行われていた強度行動障害支援者養成研修ですが、今年度から大阪・和歌山をはじめとして全国各地に少しずつ展開されていっているようです。

行動障害の理解と支援については、既に応用行動分析学やPositive Behavior Supportにおいて相当の蓄積があります。
このような知見を現場に浸透させ、施設職員さんと問題解決のプロセスを共有し、施設利用者さんの生活の質を向上させる仕事ができればと思います。

これらの事業は、次年度以降も継続して実施される予定です。
多くの福祉関係者の方にご関心を持っていただければと思います。

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【2014/07/11 11:53】 | お知らせ
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