大久保賢一@畿央大学のブログです。特別支援教育、応用行動分析学(ABA)、日々のつぶやき等。
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私が、大学院の博士課程の時に、授業の中で担当の先生が紹介してくれた本です。
(確か柿澤敏文先生だったかな?)
当時の自分自身にとって、とても励みになった本です。

先日、引っ越しをしていて家を片付けていた時に、段ボールからポロっと出てきて、思わずもう一度読み直してしまいました。

研究者人生とは、「投資」→「研究の遂行」→「成果公表」→「評価」→「再投資」の繰り返しであるとのこと。
そして、「一周(概ね3~5年)」するごとに、双六のようにコマを進めていくということです。



1週目:与えられたテーマで実験して結果を出せること
2週目:自らテーマをみつけ仮説を立てられること
3週目:自分の名前で研究費を獲得できること
4週目:独創的な研究を着想遂行できること
5週目:研究領域で不可欠な人材となること
6週目:研究領域を代表して組織を率いること
7週目:独自の研究領域を提案し予算枠を獲得できること
8週目:国家の科学技術基本政策を策定遂行できること



もちろん誰でも8週目まで進めるわけではなく、コマを進めれば進めるほど「脱落者」が増えることになります。
研究者として身を立てるということは、とても厳しいことです。

まずは自分との戦いを制することが前提となり、(私は全然ダメですが・・・)、その上で、「予算やポストを奪い合う」というライバルとの戦いも避けることができません。
(うまく機能すれば、「切磋琢磨」につながるとは思いますが)

しかし、「研究」にはこのような厳しい一面がある一方で、楽しさや喜びもありますし、何より「知りたいことを明らかにする」、「世の中に役立つ知見を生み出す」という志を遂げる充実感もあります。

今の自分はやっと3週目にさしかかったあたりかな?
そろそろ、いい加減に科研費をゲットしなければ・・・


この本は、特にドクターの院生さんに読んでほしい一冊です。





研究者人生双六講義 (岩波科学ライブラリー 96)研究者人生双六講義 (岩波科学ライブラリー 96)
(2004/02/22)
入来篤史

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【2011/04/27 21:37】 | 書籍紹介
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