大久保賢一@畿央大学のブログです。特別支援教育、応用行動分析学(ABA)、日々のつぶやき等。
米国オレゴン大学での「在外研究」の最初の1週間が終わりました。

今週の活動内容は・・・

・プロジェクトミーティングへの参加→2回
・大学院博士課程の授業への参加→1回
・小学校における事例ミーティングへの参加→1回
と少々控えめ。

残りの時間は、教育学部のOfficeに用意していただいた研究室で、日本に残してきた仕事を片付けつつ、PBSに関わる色々な文献を読んで、オレゴン大学で行われている実践や研究に関する知識を補強していました。

用意していただいた研究室↓(Facebookには間違えてDr.Albinの部屋をアップしておりました(^^;)私の部屋はmore simple)
研究室

プロジェクトミーティングに参加して驚いたのは、プロジェクトの規模の大きさとそれに関わるスタッフの人数の多さです。
大体、1つのプロジェクト会議に5名から15名くらいは参加しています。
(誰がどんな役割を担っているのか正確には把握できなかったのですが・・・)

研究者が巨額のグラント(競争的研究助成金)を獲得して、それで研究スタッフを雇用している形のようです。
私の友人であり、「オレゴンの先輩」でもある野口美幸氏のレポートによれば、グラントの申請は「博士論文を一本書き上げるくらい大変」みたいですね。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jabt/j/e-news/oversea/03.html

研究スタッフは、修士課程以上の教育歴がある専門性の高い人が多いようです。
(野口氏のレポートによれば、ドクターの学生やポスドクの人も含まれているようですね)

日本でも「大型予算」を獲得したラボや機関は、研究員を募集しチームでプロジェクトを進めていると思います。
(うちの大学でもやっている)
でも社会科学系や人文系で、これだけの大人数を集めて大々的に進めることはあまりないんじゃないかな。


ミーティングの進め方も印象的。

プロジェクターでスクリーンに表を写しながら、「書記」の人がライブで表に文字を打ち込んでいきます。
(これのおかげで内容の理解が随分助かりました。全部のミーティングでこうしているとは限らないのですが・・・)

表の項目は、「報告事項」、「報告に基づいて考えられたタスクリスト」、「タスクリストに責任を負う人」、「タスクを完了させる期日」です。
(この中にはプロジェクトのボスの名前も書き込まれて、マネージメントに関するタスクを割り当てられていきます)

研究者が強いリーダーシップを発揮して、非常に組織的にプロジェクトが運営されているという印象を受けました。
「司令塔」と「実動部隊」が明確に役割分担されていて、両者の責任がはっきりしているのですね。

私が日本においてマネージメントしている範囲は比較にならならいくらい小規模なものですが、参考になることがたくさんありました。

(「参考にする」だけじゃなくて、いつかは巨額の予算を分捕って、Oregonに負けないくらいのプロジェクトを切り盛りしてやろうという気概も持っていますけどね(^^))


写真は、私がいつも大学の売店で買ってしまう、ちょっと不思議なSushi(寿司)たち。

shusi1.jpg shusi2.jpg shusi3.jpg shusi4.jpg




【2012/02/12 09:56】 | オレゴン日記
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