大久保賢一@畿央大学のブログです。特別支援教育、応用行動分析学(ABA)、日々のつぶやき等。
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被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ!)の報告書に目を通しました。
つなプロのページに行くには、上のバナーをクリックしてください。

「宮城県の避難所アセスメント」第4週(4月18日~4月24日)に関する分析速報→
クリック


食生活


・客観的にみれば、改善が必要であると思われる状況においても、「「食べられるだけでありがたい」という意識があるよう
・副食の提供は一日一回の弁当が中心

※数日前にはこんな記事も→
エネルギー摂取不足、避難所の9割…食生活調査


衛生環境

1カ所の避難所から7名の下痢・嘔吐の感染が見つかる
・避難所12カ所中、5カ所でトイレの状況が悪化。



情報の伝達・共有

・市町村と避難所管理者、避難所と自宅避難所の間で課題がある
・担当者の引き継ぎが不十分
・避難所を出た人とのネットワークを築くことが難しい



障碍者・こども

・障碍のある人が避難所に入居しても、周囲の協力が即座に取られている
・避難所を出た人の現状把握ができていない
・子どもに対する心のケアやレクリエーションの必要性が生じつつある



私なりにさらに要約すれば

1.物資に関するニーズは表に出てこない場合が多々ある(「客観的に考えれば必要性があるのに当事者が声に出さない」というケースがたくさんあるということ)

2.物的な支援と合わせ、意識しなければならないのは「情報」に関する不公平さをなくすこと

3.避難所を出た人への支援について検討することが課題

4.子どもを中心に「心のケア」に関するニーズがある


とりあえず「障碍のある人」に対しては、周囲の協力が即座に取られているということで安心しましたが、一方でこんな記事もあります。

東日本大震災:発達障害児の親孤立 避難所避け届かぬ支援


・夜泣きの苦情を恐れ、車中で夜を明かしたこともあった。
・障害が見た目には分からず、娘が騒ぐと『しつけが悪い』と言われる
・「なんで大きい子が」「また来た」。冷ややかな目線を感じ、いたたまれなくなった。
・「いっそ家と一緒に流された方がよかった」とさえ考えた

現状ではもちろん難しいことはたくさんあるでしょうが、こういった声をできる限りなくしたいと思います。




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【2011/05/02 15:40】 | 被災地支援
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