大久保賢一@畿央大学のブログです。特別支援教育、応用行動分析学(ABA)、日々のつぶやき等。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アメリカに渡って2日目。
今日は、オレゴン大学の敷地内やEugeneの街をウロウロして、少しだけ土地勘を掴むことができました。

休み明けから本格的にこちらでの活動が始まってしまうので、その前に先週1月27日(金)から1月30日(月)まで訪問していた岩手のことについて簡単な覚え書きを残しておこうと思います。
(ほとんど自分のためですが)

http://ohkubo14.blog103.fc2.com/blog-entry-70.html

久慈、釜石、大船渡では講義形式の勉強会と合わせて、「子育て茶話会」という地域の親御さんや支援者さんが集い、子育てのことについて語り合うという企画を織り交ぜました。
(大船渡は茶話会だけ)
地域におけるネットワークが育っていけばいいなあという願いを込めて、関係者の皆様と企画しました。


話し合いの中身のポイントとしては・・・

・仮設住宅に移ってから、「次の課題」に直面している
→仮設住宅の防音やプライバシーの問題
→地域の人たちがバラバラに移り住むので、「ご近所さんの支え合い」が消失したという問題
→「仮設に入ること」がとりあえずの目標だった人が、目標を失ってしまいがちになるという問題。次の目標になりそうなことは少し遠すぎる目標になってしまう場合が多い。

今、必要なこと
みんなが集まる場所、何気なく会話ができる場所
→いつもと同じ日常(ある特別支援学級の先生は、学校行事もなるべく震災前と変わらないようにするために努力されているということをお話しくださいました)
→遊び場所、暴れられる場所(公園などには仮設住宅が建っている、大人が発散できる場所も必要。今、釜石にはカラオケボックスが1つもない)
→情報や広報(震災後、施設やサービスが新設されてきているが、それが十分にユーザーに伝わっていないということ)

・子どもたちの成長や変化、感動
→特別支援学校に在籍している生徒さんのお父さんから
→震災後、息子さんが瓦礫撤去や炊き出しのボランティアに精を出すようになったとのこと
→震災前はそんなことやったことがなかったということ

宮古市で開催された発達支援セミナー「未来に向かって顔晴る(がんばる)ために~地震と津波と子どもたち、そして これから」も重く胸に響く内容が続き、本当に素晴らしいセミナーでした。

それぞれの地域をコーディネートしてくださった皆様、そして県の障がい保健福祉課の皆様に感謝いたします。

いったん、この事業は区切りとなりますが、今後も何らかの形で末永く関わらせていただきたいと思います。


↓写真は大船渡市。津波の爪痕は時間が経ってもはっきりと残されていました。
20120130_090640.jpg
20120130_090929.jpg
20120130_090703.jpg


↓でも、少しずつ整備が進められています。
20120130_090300.jpg
20120130_084816.jpg

ひょっとすると津波が到達した時刻を指しているのでしょうか・・・時計は止まっています。
20120130_091520.jpg



スポンサーサイト

【2012/02/05 17:27】 | 被災地支援
トラックバック(0) |
ここのところ、被災地支援や防災に関わるお仕事に携わる機会をいただくことが多かったので、いくつかのトラウマ関係の文献や防災に関わる文献を読んだりしながら勉強を重ねております(まだ全然素人の域を出ませんが)。

その中で集めたいくつかの「災害時ガイドライン」のリンク先を記事にまとめておきます。
年代を見れば、恐らく多くのものが、阪神淡路大震災や中越沖地震を教訓にしたものであろうと思われます。

PDFへのリンクをつけておきます。

今後の新たな災害に備えて、「過去の教訓を踏まえながら、さらに東日本大震災の教訓を付け加える」という作業が必要なのだと思います。


•災害時地域精神保健医療活動ガイドライン(厚生労働省:平成15年)

•災害時要援護者の避難支援ガイドラインについて(内閣府:平成18年)

•災害時要援護者対策ガイドライン(日本赤十字社:平成18年)

•大規模災害における保健師の活動マニュアル(全国保健師長会:平成18年)

•福祉避難所設置・運営に関するガイドライン(厚生労働省:平成20年)

•防災ハンドブック:支援をする方へ(日本自閉症協会:平成20年)

•防災ハンドブック:自閉症のあなたと家族の方へ(日本自閉症協会:平成20年)

•旭川市災害時要援護者避難支援ガイドライン(旭川市:平成22年)

•日本精神保健福祉士協会災害支援ガイドライン(日本精神保健福祉士協会:平成22年)

•震災後の子どもたちを支える教師のためのハンドブック~発達障害のある子どもへの対応を中心に~(特総研:平成23年)




【2011/12/06 18:35】 | 被災地支援
トラックバック(0) |
12月4日(日)のJDDネット年次大会において、被災地支援報告をさせていただく機会をいただきました。

登壇者は、私以外の皆様が「当事者」だったので、「部外者」である「外からヒョイと入ってきて、ヒョイと帰って行く」自分が、どんなことを話せばいいのかとても悩ましかったです。

結局は事務局のKさんのご依頼通り、JDD第2陣のチームで把握してきた岩手県の情報と、活動の概要についてお伝えさせていただきました。

午後のエリア会員報告も聞かせていただき、午前の分と合わせて得た感想は・・・

やはり『つながり』や『絆』が、どうにもならない状況を何とかするのだ」ということでした。

「Get in touch」というキャッチフレーズは、「言い得て妙」だと思いました。

しかしこのことは裏返せば、ネットワークから孤立してしまえば、「本当にどうにもならない状況に陥ってしまう」可能性があるということです。
私たちは今回の災害をきっかけとして、平時からそのネットワークを構想し、構築しておくことが必要なのだと改めて感じました。

あとは、原発問題をも抱えている福島県の問題が、今なお現在進行形であり、とても状況を複雑にしているということも改めて教えていただきました。

27seikei-u.jpg

【2011/12/04 22:26】 | 被災地支援
トラックバック(0) |
いよいよ、今日から岩手入りです。

http://ohkubo14.blog103.fc2.com/blog-entry-50.html

夜に県庁で関係者会議を行い、明日から来週にかけて、盛岡→大船渡(別班は宮古)→花巻→奥州というルートで各地に伺います。

「自分にできることをしっかりやならければ」という緊張感がかなりありますが、多くの方々との「出会い」を楽しみにしていますし、「そこでの学び」に期待もしています。

留守中、北海道の皆様(特に学生さん)には、色々とご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m



shichoson_map.gif

【2011/10/14 08:56】 | 被災地支援
トラックバック(0) |
昨日のJDDネットワーク北海道の年次大会において被災地支援の報告をしてきました。

時間が短かったので、かなり雑な報告になってしまったのですが(もう少しきちんとプレゼンの準備をすべきでした)、皆さま、関心を持って聞いてくださっていたように感じました。

報告に使ったスライドをリンクしますので、このブログに辿り着かれた方は、是非一度ご覧ください。


被災地支援第2陣報告→クリック

我々が現地に赴き活動して、はや2ヶ月が経とうとしています。
継続的な情報収集とコミットメントが、当然ですがまだまだ必要です。

日々の自分自身の課題と向き合いながら、被災地支援についても自分にできることを探し続け、実行していきたいと思います。
学齢期の子どもたちは、今月夏休みを迎えます(家族の負担が増加する可能性があります)。



JDD北海道の年次大会は、この他にも、登壇された方々のお話など、ハッと気づかされることがたくさんあり、充実したプログラムの内容でした。





【2011/07/04 17:39】 | 被災地支援
トラックバック(0) |

管理人のみ閲覧できます
-


コメントを閉じる▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。